2024-01-01から1年間の記事一覧
気まぐれ随想録『赤とんぼ』 汝自身を知れ プラトンによると、「汝自身を知れ」は、ソクラテスが座右の銘として使っていた言葉だ。 デルフォイのアポロン神殿の門に刻まれた箴言で、七賢人により掲げられたという。アポロン神殿は《デルフォイの神託》で有名…
一期一会の詩文集 『飛行機雲』 ひふみん 先日 歯医者に行った 糸切歯が ついに完成した 差し歯がぽろっと取れたときは 愕然とした 入れ歯を掛ける大切な歯だからね レントゲンを撮ると歯根はしっかりしている 何とかなるという ありがたい 何とかしてくれま…
一期一会の詩文集 『飛行機雲』 散 髪 生垣の新芽が いつのまにか 伸びてきている 横に出た芽は道路にはみ出している たしかに 通行人のじゃまになるほどではない 車に当たるほどでもないんだが 何だか 目障りだ これではいけない 摘んでおかないと もちろん…
一期一会の詩文集 『飛行機雲』 薬(くすり) 今日も病院へ行ってきた 薬をもらいに 3分診療 はるばると 薬なんか飲みたくないよ だれだって 仕方がないだろ… 体調がわるければ 気休めかもしれないが リスクがあるかもしれないが 飲まないよりは まじないに…
一期一会の詩文集 『飛行機雲』 雨 朝目覚めると 部屋の中が暗い 外は かなり本降りの雨だ Justsystems うっとうしいが 気分は落ち着く こんな高齢者には どっちだってかまわないが 被災地は どうなるのだろう 気の毒でたまらない よそ事ではないのだ いつ …
気まぐれ随想録『赤とんぼ』 夏 雲 畳に寝転んで蝉の声を聴きながら、窓から青空にぽっかり浮かんだ白い雲を眺めていると、文明などは、生活とは関係があるかもしれないが、何か別世界の出来事のように思われてくる。 手もとの本を開くと、イースター島の写…
絵 暦 随 想 公園 今は静かになった広場 ベンチ 人の座らないベンチ クローバー 草たちの囁きも聞こえ始める とりとめのない木々の独り言 秋の輝き 樹葉の彩り 広がった葉が厚く固まって、金色に輝き始める夏の終わり。その葉陰に木だけの知る夏の思い出を残…
絵 暦 随 想 かおり風景百選 金木犀 毎年、秋祭りが近づくと、金木犀のよい香りが村里に漂い始めます。 地方の秋は秋祭りで明け、秋祭りで暮れますが、金木犀の花の香りは秋祭りの訪れを告げてくれます。 金木犀の花(花期は9月下旬~10月初旬) 西条市でも…
ふれあい散歩道 藩儒旧邸の芙蓉 伊予小松旧藩の儒官屋敷に今年も咲いた芙蓉の花。 昔からの花ではないと思いますが、雨上がりできれいだったので、通りがかりに撮ってみました。 この儒官屋敷は近藤篤山邸です。 近藤篤山(こんどうとくざん 1766~1846)は…
気まぐれ随想録『赤とんぼ』 出てきた万年筆 他件で物置を物色していると、プラスチック・ケースに入った万年筆が出てきた。とっくに誰かにやって家にはないと思い込んでいたものである。 上がセーラー、下はパイロット 2本のうち黒いほうは自分がテパート…
ふれあい散歩道 北浜の弘法水 西条市北浜本陣川河口に突堤があり、海中から真水が湧出しています。 昔は干潮時の川底に噴き出して溜まる場所だったらしいのですが、川底が深くなって湧水が露出しなくなったため、この地区の人が突堤を築いてパイプを水中に入…
絵 暦 随 想 百日紅とどんぐり 百日紅(さるすべり) 秋の空なのにまだ咲き残っている百日紅。 花いっぱいの百日紅よりきれいだね。 百日紅 こちらは白花の百日紅。白い花も百日紅でいいのかな? どんぐり こんなところにどんぐりが。 小さな秋 み~つけた~…
ふれあい散歩道 川のほとりを歩いてみたら 夏の花は咲き終わり、秋の花はまだ早く、虫も蝶もなかなか見あたらずガランとして何もない感じだけれど、こんなものが迎えてくれました。 でも、近づくとすぐに逃げますよ。 小型木造漁船の建造 歩いていると造船所…
《 目 次 》 1.卜伝流と松本豊後守 ① 2.卜伝流と松本豊後守 ②
《 目 次 》 1.西条医学界の三偉人 ①岡田和一郎 2.西条医学界の三偉人 ②佐伯 矩(ただす) 3.西条医学界の三偉人 ③真鍋嘉一郎
伊予国周敷郡の松尾城と松本豊後守 松本豊後守は近江国志賀郡松本(現在の滋賀県大津市松本)から来たと伝えられ、その時期は大永年間(1521~1528)と言われている。 明治初期の『伊予国周布郡地誌』 ― 松尾城跡― には、 「村ノ南方拾町山字松尾ニアリ、本城…
愛媛県西条市小松町安井の山中に戦国時代の山城跡がある。松尾城と称して、松本豊後守という小城主が居を構えていた。 天保13年上梓の『西條誌』喜多川村の項に以下の記述がある。 ○ 百姓 林左衛門古き家にて、先祖松本兵部丞秀範と云もの、上杉家に属す、其…
絵 暦 随 想 Rainbow ― 明日も、あさっても、虹が出るといいね! 山のあなた 山のあなたの空遠く 幸い住むと人のいふ 今日も元気で頑張ろう! 今日もカラ元気を出して頑張ろう。 驟雨去る? たなびく層雲 上は晴れているのに、下はまだ雨降りとは、これいか…
ふれあい散歩道 未来に向かってフリーキック 未来のなでしこ目指して特訓中 (市営陸上競技場で) 子供たちが陸上競技場でサッカーの練習をしていたのでしばらく見ていました。 シュートとディフェンスの練習のようです。何度も熱心に繰り返していました。 …
ふれあい散歩道 駅のまわりを歩いてみたら 晴れた日にJR伊予西条駅の周囲をぶらりと歩いてみました。 西条駅構内の給水塔 JR伊予西条駅は国鉄以前の鉄道省時代の開業(大正10年)当初から予讃線の拠点駅の一つでしたので、始発列車・終着列車も多かった…
絵 暦 随 想 残暑お見舞い ~ 遊歩者の天国 ~ 暑いので、噴水の写真を載せてみました 少しは涼しくなりましたか? えっ、寒くなった。 台風が来てるけど、お盆が過ぎてもまだ暑いですよね。 ランキング参加中雑談・日記を書きたい人のグループ
絵 暦 随 想 路傍の貴婦人 ゼラニウムはやっぱり明るくてきれいですね。 昔、自宅の庭にあったのは深紅のアオイの花ですが、今のゼラニウムにはいろいろな種類がありますね。 アオイは茎を切ってから、切り口を少し乾かして挿しておくとよく活着しました。 …
今回は地元のふる里まつりをご紹介。 暑い夏の夜をみんなで涼しく過ごす年中行事で、 どの地域にもありますね。 「小松一万石 槍の先」 伊豫小松藩主は一柳氏。 小松音頭と道中踊りでにぎやかに。 小松にはコカコーラの工場があります。 なんだ!? なんだ!…
ふれあい散歩道 海のほとりを歩いてみたら 西条市(愛媛県)の東海岸部を歩いてみました。 一日ではありません。 渦井川河口 新居浜方面に向かう「ひうち橋」が架かっています。 港湾風景 流れに逆らって泳いでいる。 陣屋川河口 陣屋川は観音水に発し、西條…
気まぐれ随想録『赤とんぼ』 すいすい花の細道 ムラサキカタバミ 検索サイトで「スイスイバナ」を検索するとウツボグサが出てきて、「すいすい花」で検索すると「ムラサキカタバミ」が出てくる。検索エンジンってどうなっているのか…ちんぷんかんぷんだが、自…
絵 暦 随 想 夏越祭の夜 鎮守の夏祭りは夏越祭(輪越祭)で、風呂上がりの肌を拭った人形(ひとがた)を神社に納めたり、茅の輪をくぐったりして半年間の厄を払い落とします。 神社の夏越祭(なごせまつり) 神門入り口の茅の輪をくぐるときは「蘇民将来(そ…
御船森の伝承 愛媛県西条市朔日市横黒(ついたちよこぐろ)石橋東側の細い道を北に向かって少し入ったところに小祠があり、西条史談会による「御船森(おふなもり)」の標柱が建っています。 この御船森については、『西條誌』の朔日市村の項に次のように記…
ふれあい散歩道 ドライブイン 井戸端ならぬ 池の縁にみんなで集まって 毘沙毘沙 婆沙婆沙 錦鯉って元気だね 餌があってもなかっても 自然の光があるからね ちょっと前の「ドライブイン」って覚えていますか? 錦鯉がよくいました。 今でもあるにはあるんだけ…
絵 暦 随 想 イワギボウシのツイート 梅雨時になると、庭の棚で毎年イワギボウシが咲いています。 梅雨時期に咲くイワギボウシ 以前に知り合いから頂いたもので、今では鉢いっぱいに増えています。長い間植え替えもせずにほったらかしているのに、毎年よく(…
紫陽花・七変化 そろそろ紫陽花の花も終わりそうですね。 ことしもきれいな花が楽しめました。 地方のことなので紫陽花の名所はありませんが、こちらでは水路に植栽された紫陽花を散歩がてらに楽しめます。紫陽花は花の色が多彩に変化するので「七変化」とか…