鄙乃里

地域から見た日本古代史

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

南国の蒼天に映えて 高知城

南国土佐を後にして 都へ来てから幾歳ぞ… ペキー葉山さんの歌や「よさこい節」で知られる高知市は、関ヶ原の合戦後に山内一豊が入国以来24万石の城下町として栄え、令和の現在も32万5千人ほどの人口を擁する高知県の県都です。 太平洋に向かって開ける高知…

錦帯橋と鵜飼の城 岩国城

岩国城と岩国領 岩国城は山口県岩国市の横山山頂に江戸時代初期に築かれた城です。 錦帯橋の背後に横たわる城山のてっぺんに美しい南蛮造りの天守閣が建っています。 当時、毛利家の当主であった毛利輝元は、関ヶ原後に長州藩から3万石を割譲し、岩国領とし…

維新揺籃の地 萩城趾

長州藩 豊臣時代に毛利氏は中国地方の8ヶ国120万石を領有していましたが、関ヶ原の戦いで防長2国36万9000石に減封されて、本拠の広島城を失いました。そのため萩に新しい居城を造ることになったのです。築城地の萩は、いくつかの候補地を打診した中で徳川…

昭和のおもひで 浅草寺

浅草名所は観音さん 台東区浅草名所の浅草寺は聖観音宗の総本山で、正式には金龍山(きんりゅうざん)伝法心院浅草寺というそうですが、通称は「浅草観音」の名で親しまれています。 開創は推古天皇の時代といわれる歴史の古い寺です。 宝蔵門 徳川家光の時…