鄙乃里

地域から見た日本古代史

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

大内文化が花開く西の京都 山口市

山口市について 山口市は山口県のほぼ中央に位置する県都で,昔は周防国吉敷郡(よしきぐん)に属していました。 三面を山に囲まれ椹野川(ふしのがわ)が貫流する内陸の盆地になぜ県都が…?との疑問も湧くわけですが、南北朝のころの周防は大内氏の所領で、…

山裾の緑もなだらか三瓶山 島根県

三瓶山(さんべさん)は島根県中央部にある6つの峰のトロイデ型火山で、大山隠岐国立公園の一部になっています。 『出雲国風土記』には佐比売(さひめ)山とあり、八束水臣津野命(やつかみずおみづのみこと)が「国来々々(くにこ、くにこ)」と引き寄せた国…

天狗と水は洛北の守護神 鞍馬山

京都の鞍馬寺は平安の昔から洛北の守護神として信仰が厚い寺とされています。 市内の出町柳駅から京福電鉄(今は叡山鉄道かな)で鞍馬駅まで行き、その後は中腹のお寺まで上がるケーブルカーがあります。が、そのときはケーブルカーには乗らずに徒歩で登った…

光る太陽 花野を越えて 走れやまなみハイウェイ

やまなみハイウェイは昭和39年(1964)に九州に開通した観光道路です。 九州の真ん中の高原地帯を縫うように走るドライブウェイで、くじゅう連山や阿蘇山などの雄大な山並の景観を楽しめます。 1964年といえば、東海道新幹線の開通や、東京五輪開催でも話題…