鄙乃里

地域から見た日本古代史

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

伊豫西條藩の一柳氏 ① 宣高

伊豫西條藩について 伊豫西條藩は、寛文10年(1670)に紀州連枝の松平頼純が入部して以来、約200年間を松平氏が治めて明治に至った。西條の松平氏は小藩ながらも定府大名であったから、その間、御留守居役の家老はもとより奉行・藩士らだけでなく、町役人・…

歌碑と句碑

《 目 次 》 1.西条の五藤美代子 2.西条の山頭火 3.西条の高浜虚子 4.西条の柳原白蓮

西条の山頭火

西条の山頭火 はっきり見えて水底の秋 種田山頭火が西条を訪れたのは、昭和14年10月13日のことだった。 評伝によると、山頭火が四国遍路の旅を思い立って、高橋一洵さんと松山を出立したのが10月7日。21日にはすでに小豆島に到着している。 *その西条まつり…

西条の五島美代子 花かけに~

五島美代子の歌碑 花かけに 父もますかと すかし見ぬ 好みましけむ 大鏡にゑひ 新年の歌会始をテレビで観ることがありますが、どの和歌もなるほどと思えるいい作品ばかりです。 中でも、上皇后(美智子)様の歌にはいつも心を打たれます。日々の暮らしや国民…

どこがどう違う?

《 目 次 》 1.かえでともみじ 2.さつきとつつじ

さつきとつつじ

さつきとつつじ 「さつきとつつじはどこが違うのだろうか?」 それらにさしたる興味がなかった頃、さつきやつつじを見かけてもその違いが分からず、何となく気にはなっていたのですが、特に調べてみようとも思いませんでした。 しかし後年、たまたまつつじに…