浅草名所は観音さん
台東区浅草名所の浅草寺は聖観音宗の総本山で、正式には金龍山(きんりゅうざん)伝法心院浅草寺というそうですが、通称は「浅草観音」の名で親しまれています。
開創は推古天皇の時代といわれる歴史の古い寺です。
宝蔵門
徳川家光の時代に建てられた仁王門が空襲で焼かれたあと、昭和39年に再建し、宝蔵門と改称されたとのこと。
入り口の雷門と宝蔵門の間にある仲見世は、江戸中期に始まったと伝えられます。140mの参道の両側に90 軒近い店が並んでいるとのこと(宝蔵門の手前が仲見世通り)。
五重塔は53mありますが、建設中でした。
大提灯
門や本堂には大提灯がいくつも吊り下げられています。
提灯の文字は現在とはかなり変わっていると思います。
浅草スペースタワー
観音さんの鳩と スペースタワー
スペータタワーは、展望台が回転しながらポールを徐々に上がっていくんです。町全体が見下ろせます。
この時代だけの乗り物で、今は解体されて営業もしていません。覚えている人もほとんどいない?
スペースタワーから見下ろした浅草の町
浅草寺本堂
この本堂は昭和33年(1958)の再建です。
本堂外陣の天井画は川端龍子の「龍の図」と、堂本印象の「天人之図」。
川端龍子 明治18年(1885)~昭和41年(1966)は和歌山県出身の日本画家で、文化勲章受章者。川端龍子の「龍の図」は別にあります。
堂本印象 明治24年(1891)~昭和50年(1975)は京都出身の日本画家で、やはり文化勲章受章者です。
テレビなどの映像を見ると、最近は外国人観光客が急増して、浅草寺・仲見世はYouたちの観光スポットになっているらしいですね。
でも、昨年からはとんでもない訪問者により、さびしいかぎりです。
下町は誰にでも人気があるのかも…。
また、行ってみたいなあ。