鄙乃里

地域から見た日本古代史

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

吉野ヶ里遺跡の謎の墳丘墓

吉野ヶ里遺跡の謎のエリアにある墳丘墓の発掘調査が行われマスコミを賑わせていました。邪馬台国の時代にあたる弥生時代後期の石棺墓ということで、佐賀県知事はじめ県民、マスコミ、古代史ファンまでが期待をもって見守っていましたが、特別な遺物は見つか…

地の利について

気まぐれ随想録『赤とんぼ』 地の利について 店舗を構えるときの大切な条件として「地の利」というものがある。 先日、車道を走っていると、路側帯に車が長い列をなして停車しているのに出くわした。交差点かと勘違いするぐらいだったが、先頭まで行くと、そ…

新元号のアクセント

気まぐれ随想録『赤とんぼ』 新元号のアクセント 新元号が発表された。 「令和」…と聞いた瞬間に報道陣が一瞬だまり込んだのは、これまでの元号とは異質で、何か的外れな感じを受けたからだろう。「命令」や「法令」など以外に「令」という文字自体に触れる…

平成随感

気まぐれ随想録『赤とんぼ』 平成随感 今日で平成が終わる。 昭和63年(1988)9月、昭和天皇の容態が悪化し国民の気持ちが暗く沈んでいたころ、重苦しい霧の中に一閃の光明を与えてくれたのが、鈴木大地選手(現スポーツ庁長官)。ソウルオリンピック100m背…