鄙乃里

地域から見た日本古代史

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

早春の十文字原高原 別府

まだ春先の3月初めに思い立って別府に行きました。 小倉駅から急行「日向」に乗り換えて2時間半で別府です。別府は3度目でしたが、別府駅は建て替え中だったのか、有名な保養地にしてはトタン屋根の待合所というずいぶん質素な駅舎でした。 地獄巡りや高…

性空上人の夢と海の菩薩 普賢寺

山口県光市の普賢寺は室積(むろづみ)の峨眉山(117m)北麓にある臨済宗の寺です。毎年5月14日,15日に行われる普賢大祭は、古くからの普賢市で知られ、光市で最もにぎわう祭となっています。 本尊の普賢菩薩は「海の菩薩」と呼ばれ、海難よけの守護仏とし…

自然動植物園と遊覧船で遊ぶ 九十九島

九十九島(くじゅうくしま)は北松浦半島西側のリアス海岸に散在する大小200余りの群島で、五島・平戸から佐世保にかけての西海国立公園の一部をなしています。はるかな昔に丘陵地が海進(海面上昇)で浸食されて今日の島々が形成されたように説明されていま…

森鴎外と乙女峠 津和野

津和野には2度ばかり行きましたが、いずれも写真がないので、津和野の郷土館でもらった資料と当時の絵はがきから掲載します。 津和野へ行くには、山陽本線小郡駅から、山口線をC57蒸気機関車で山越えしました。ご存じのように「貴婦人」と呼ばれています。…