九十九島(くじゅうくしま)は北松浦半島西側のリアス海岸に散在する大小200余りの群島で、五島・平戸から佐世保にかけての西海国立公園の一部をなしています。はるかな昔に丘陵地が海進(海面上昇)で浸食されて今日の島々が形成されたように説明されていますが、それにしても、ずいぶんたくさんの島が出来たものですね。
まずは観光バスにて。
佐世保市営の定期観光バス
当時としては最新型の観光バスでしたから、乗り心地もよかったです。
九十九島巡りの遊覧船発着場
乗ったのは、この船とは別の船です。
遊覧船内部の様子
こちらの船です。上部は完全開放! オープン船。
小型船なのでスピード感があって風が涼しい。航跡の白い泡がきれいです。
島は多くても、海面は案外ひろびろとしています。
筏と相浦富士
愛宕山でしょうか。低い山ですが、きれいな形をしていますね。
手前は何の筏かと思ったら、牡蠣の養殖をしているらしいです。
亜熱帯自然動植物園からの九十九島眺望
自然動植物園の噴水
青天に明るくきらめいて降りそそぐ。
自然動植物園の温室
この温室はきれいでした。今はたぶん、ないと思いますが、違った形でリニューアルされているかもしれませんね。
広々した芝生と亜熱帯の植物。南国気分満喫でした。
佐世保米軍基地
佐世保は観光の町ですが、一方で基地の町でもあります。
昭和43年(1968)1月のこと、米原子力空母””エンタープライズ”の寄港をめぐって騒動になったことがありました。
基地のある町はどこも難しい問題を抱えているんでしょうね。
佐世保には2度行きましたが、両日とも晴天に恵まれて明るく気持ちのよい一日でした。今もなつかしく思い出される町のひとつです。