鄙乃里

地域から見た日本古代史

今も異国情緒ただよう港町 長崎 ①

 長崎市は雲仙を訪れた翌日に一泊したきりで、何度もは行っていないと思います。その代わり、夜も昼もバス観光をしているので、割にはいろいろな場所を巡っているようです。

 

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 長崎駅             

 これは第3代長崎駅で、昭和24年から50年間活躍しました。現在は新しい駅舎に変わっています。今は5代目とのこと。

 

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 大浦天主堂

 元治元年(1864)フランス人宣教師によって建立され、翌年に献堂式。日本二十六聖人に捧げられたカトリックの教会堂です。二十六聖人は大部分が日本人ですが、外国人もいます。
 明治時代に改造され、昭和20年の原爆で破損したあと、1952年に補修・再建されたそうです。これは再建後の教会堂ですね。

 

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 長崎国際文化会館前庭

 長崎国際文化会館は、核の廃絶・平和と復興の願いを込めて、昭和30年(1955)に爆心地を望む丘の上に建設された文化施設地上6階、地下1階の近代建築で、中には長崎市立博物館や原爆資料室がありました。平成8年に解体されて現存しません。前庭もきれいでしたけどね。

 

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 館内の様子

 たしか一階ではなかったかと思います。

 

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 長崎市国際文化会館上階から)

 長崎も夜景が美しい町です。山裾から上に向かって家が建ち並んでいるので、旅館の2階から見たとき、赤い灯・青い灯が混在して幻想的な雰囲気でした。今はもっと明るいと思いますが

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 グラバー亭から長崎港を望む

 当時としては結構大きな船も停泊していました。

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 リュウゼツラン(竜舌蘭)

 天然記念物だったかな? グラバー邸近くにありました。

 「数十年に一度だけ花を付けるとされるリュウゼツランが開園以来初めて開花した」との長崎新聞報道が今年の7月にあったので、今も健在なんですね。

 

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 グラバー邸

 トーマス・グラバーはイギリスの商人で、薩摩藩坂本龍馬などとも武器の取引をしていました。この邸宅は文久3年(1863)に造られたものだそうです。


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 三浦環の「蝶々夫人」像

 長崎を舞台にしたプッチーニ作のオペラ。マダム・バタフライ。これもグラバー邸にあります。

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 映画のロケ

 グラバー邸付近で。


 長崎県にはほかにも何度か行っていますが、長崎市は、たぶん、これ⒈回きりではないかと思います。

 お世話になった旅館の人から「また長崎に来てね」とは言われたんだけど。残念ながら…、それっきりになっている





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