鄙乃里

地域から見た日本古代史

水の精

 絵 暦 随 想     

 

  水の精 みずのせい 
 (伊藤五百亀 ・作)

 


        
 川が流れ、水あるところに、樹々が茂る。 
 樹々が茂り、緑豊かな場所に、色とりどりに花が咲く。
 生き物が住み、人が暮らし、日々の憩いと平安がある。

 水の青は清冽と潤いの象徴、
 樹々の緑は癒しの言葉、 
 バラの黄色は平和の香り。

 人に必要なすべては、水の精が生み出す
 恵みそのものの力にある。

 

 たまには散歩もいいですね。


*もともとの作品は武蔵野市吉祥寺の東急イン(現在は東急REIホテル)の開業に合わせて制作された「泉の精」ですが、こちらの像は川沿いの緑道に設置されているので「水の精」にしているらしい。同じ原型から複製したもので「泉の精」は金色。「水の精」は銅色です。