鄙乃里

地域から見た日本古代史

がまの穂綿にくるまれと

ふれあい散歩道


    がまの穂綿にくるまれと

 

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 こんな処にフランクフルトが…と思ったら、がまの穂だった。うまい具合に出来るもんだ。自然の芸術だね。

 大国主命(大黒さん)が白ウサギに教えてやったのも、この花粉らしい。舟賃をやるからと漕ぎ手をだまして、島から陸へ渡ったところでアカンベーをしたので、舟子が怒って身ぐるみを剥いだんだろう。大国主命は、それでも憐れんで治し方を教えてくれた。がまは火傷や擦り傷に効くらしいんだ。薬のことをよく知ってたんだね。

 それに、がまの穂をつぶすと白い穂綿がいっぱい出てくるだろう。それにくるまると、ウサさんも毛が生えるまでのあいだカモフラージュできるってことだろうか。よく考えられてるものだ。

 白ウサギは実際は八上比売の化身で、誰が結婚相手に相応しいのか試していたのかも?

 大国主命治し方を教えただけで何も言わなかったけれど、ほんとうは、自分をだいじにしないといけないよ…という意味だろうね。大国主命はやさしいからねェ。人をだましたりすると、いつかは自分の身に跳ね返ってくるんだよ。

 がまの穂はうっかり火にかけたりすると爆発するらしいので、ご注意を !!

 ちなみに、自分はなにもフランクフルトだとは言っていないからね。


(2019年7月17日の記事に加筆