鄙乃里

地域から見た日本古代史

ちょっと気になるあの日の単写真 ① 比治山展望所

 比治山公園展望所 広島市


 比治山公園展望所から見た広島市

 比治山(ひじやま)は広島市南区にある標高70メートルほどの山。山というよりは丘みたいなところ。「放射線影響研究所」などがあります。

 昭和20年の被爆で焦土と化した広島と、現在の発展した広島。その中間にこんな時代があったという意味で思い出深い写真です。

 この頃はまだ原爆被災の影は各所に色濃くありましたが、広島の町も一応の復興を遂げていました。

   向こうの川は京橋川ではないかと思います。

 偶然にも8月の写真でした。

 


        Justsystems
 人類はあるとき科学技術という諸刃の剣を手にしました。
 科学技術は自然法則の発見と応用であり、それ自体に善悪はありません。しかし、それを使う人類がまだ未熟であり無明であるとき、人類にとって善いはずのものが、悪しきもの、災いをもたらすものにも変わりうるのです。そして、それを正当化する思想が一方的に力をふるうとき、その災いは最悪の悲劇となって人類を襲い苦しめます。

 平和ぼけになってはいけないでしょうが、核兵器とその正当化が悪であることは、粘り強く訴え続けていく必要があるのではないでしょうか。