JRでは西小倉駅から日豊線・日田彦山線に入って、石原町駅で下車します。
小倉駅からだと30分ぐらいでしょうか。石原町駅からは平尾台行きのバスも出ているようです。
ただ、当時はバスが運行していたのかどうか覚えがなくて、歩いて登りましたが、歩くとかなり距離があったように思います。おまけに夏だったのですっかり汗をかきました。
平尾台へ登る途中です。
山道から里を見下ろした風景。
石灰石の採取場か、それとも土砂が崩落しただけなのか、途中にこのようなガレ場がありました。
山の中腹部が削られた登山道が出来ていて、ここをてくてく歩いて行ったのでした。
日が照りつけて暑いんですよね。
登る途中の崖に沿った山道はかなり汗をかいたのですが、高原に上がるとひんやりして気持ちがよく、あちらこちらに牛がのんびりと草を食べているのがみられました。
乳牛です。
物珍しいのかな?
長い年月をかけて隆起・露出した石灰岩により形成されたカルスト台地。草原が果てしなくひろがる。ところどころに白い花も群生しています。
真夏だったからか、人はほとんど見かけませんでした。青い空に雲と草原とカルストがどこまでも広がっていました。
しばらく高原で遊んだり写真を撮ったりして、真夏の空や雲の風景を堪能して帰りました。帰路も歩かないといけないのであまり長居は出来なかったですが、休日の気分転換と運動にはちょうどよかったです。
これは帰りですね。
このころはまだ国鉄の時代でしたでしょう。
「国鉄」といっても、今は知らない人もいるかもしれないですが…。
この平尾台のほかにも山口県の秋吉台と、愛媛県と高知県の県境にある四国カルストが有名で、三大カルスト台地とされています。
秋吉台・秋芳洞には行きましたけど、四国カルストは…未だに行けていないですね。
長寿梅